和顔愛語
昨日は5月5日端午の節句でした。
邪気を払うために菖蒲やヨモギを軒にさし
粽や柏道餅を食べ、鯉のぼりを立て
鎧兜や刀剣などを飾り男の子の成長を祝う日でした
親にとって我が子は何歳になっても子供は子供です。
トーカチを過ぎた母親が、孫の為に立ててある鯉のぼりを見て、
還暦を迎えた長男に向かって「今日は子供の日だから、貴方は休んでおきなさい、
私がご馳走作ってあげるさ~何が食べたい?何が欲しいね~?」と
満面の笑顔で話しています。
介護されている身なのに
「ありがとうカアチャン!カアチャンが長生きしている事が
僕にとってなによりのプレゼントだよ!ありがとう」
にこやかに微笑んでいる母に向かって、一服の茶を飲みながら話しをしていました。
禅の言葉に:「和顔施」とはにこやかな、微笑みをもって誰にでも施しができる。
「愛語施」とは美しい言葉、優しい親切な思いやりの言葉で施しができる。>
財を持って人に施しができなくても、言葉や行動で何時でも何処でも施しができる。
明日は「母の日」長男は何を心に秘めている事でしょう
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